【ゲーム感想】超次元ゲイム ネプテューヌ Sisters vs Sisters

目次

  1. 前置き
  2. グラフィックス
  3. サウンド
  4. シナリオ/キャラクター
    1. パーティメンバー
      1. ネプギア
      2. ユニ
      3. ロム&ラム
      4. ネプテューヌ
      5. ノワール
      6. ブラン
      7. ベール
      8. ひぐらしのなく頃に
      9. 上海アリス
    2. 重要キャラクター
      1. マホ
      2. アンリ
      3. シーリィ
      4. マジェコンヌ
    3. サブキャラクター
      1. イストワール
      2. アイエフ&コンパ
      3. 家守こもり
    4. 見聞者/みんつぶ
    5. 未登場
  5. システム
    1. シンボルアタック
    2. もっさりテイルズ
    3. 近接には辛い
    4. 女神化の利点なし
    5. 広いマップとダッシュ
    6. 見聞者
  6. やりこみ
    1. トロフィーコンプリート
      1. Sランク昇格
      2. 不敗神話のNだ!
      3. AAA級ゲームクリエイター/B級ゲームクリエイター/スーパークリエイター/大物プロデューサー
      4. クソ雑魚パンチやめてください
      5. コンボマスター/鋼鉄の絆
      6. 裏返りの兆し
      7. 紫の死神
      8. シールド展開!/カミナリステップ
      9. 買い物上手/やりくり上手
      10. おおがねもち
    2. 依頼コンプリート
    3. 図鑑コンプリート
    4. ギャラリーコンプリート
  7. 総評

前置き

筆者はネプテューヌシリーズについて、Re;birth1~3、アニメ、V2、V2R、VSセハガ、四女神オンライン、勇者ネプテューヌ、ブイブイブイテューヌ、忍者ネプテューヌを履修済み。

筆者がプレイしたのはPS5版であるため、PS5版について記述する。

グラフィックス

3Dモデルはいつものといった感じだが、エグゼドライブカットインでは前よりも可愛くなっている印象を受ける。
戦闘でのモーションがかなり激しく、髪や服の物理演算が荒ぶりがち。ジャンプするだけで何がとは言わないが見える。
モーション自体は破綻しているわけではなく、ダイナミックで良いと思う。

背景マップの雰囲気は過去作と大きく変わらない。

特筆すべきは、プラネテューヌのマップだろう。
異常に広く、そして細かいところが作り込まれている。
歩き回るのが大変なレベルで広く、しかし細部に注目するとなかなか楽しい。
自販機の中身や、ショップに展示されている武器、バイクや自転車などの小物がかなり自然に背景に溶け込んでいる。
プラネタワーのプライベートエリアには、アニメで見た女神たちがゲームをしていた場所も再現されている。
ねぷぐるみが見当たらなかったのは少し寂しい気もする。

広い割に人が少ないのはバズール現象による外出自粛のためか。

立ち絵は既存の立ち絵をLive2Dで絶え間なく動かしており、それだけでも新鮮に感じられた。
新キャラの立ち絵も既存キャラクターのものと見比べて違和感なく、物語に集中できた。

恒例のエンディングドット芸は今作でも健在。毎度、知っている作品が元ネタになっていると嬉しい。

サウンド

聞いたことのあるBGMがほとんど。V2で聞いたWILL BE VENUSやDRIVE AWAYがまた聞けたのは嬉しい。1

足音や攻撃ヒット音もちょうどよく、追い越し煽り以外で音周りでのストレスはなかった。

シナリオ/キャラクター

シナリオの流れを見るに、今作はV2から続くナンバリング作品扱いのようである。
ネプギアが主人公ということで、メインシナリオは大きくシリアスに寄っていた。
そういった意味で、雰囲気はRe;birth2やV2に近い雰囲気であったように思う。

シナリオの流れは中盤でやや間延びする印象こそあれど、序盤と終盤の繋がりがしっかりしており、なかなかに熱い展開であった。
V2と比べ、テキストの質が格段に良くなっていたのも好印象。
シナリオ、テキスト、声優の演技全てがしっかり噛み合ってくれていた。

その上、ネプテューヌシリーズの大きな特徴である、ゲーム業界史関連の出来事に触れるサブイベントも充実しており、元ネタを知っているとかなり楽しめる。2

本作ではRe;birth2で登場したあの剣がメインシナリオにガッツリ関わるので、予めその辺りをプレイしておくとより楽しめるだろう。

プラネテューヌにいるモブのセリフもなかなかキレがあって良い。特にゲームセンター内のモブはネタの宝庫である。
シナリオ進行度に応じてセリフが変わるため、気が向いたときに見に行ってみると良い。
ゲーセンを動物園呼ばわりしたり、ハクメンのコンボ練習をしていたり、フゥンしていたり、ドローしたカードを書き換えるモブがいる。

パーティメンバー

ネプギア

本作の主人公。Re;birth3の時点でいじられキャラと化してしまっていたが、本作ではその影は全くない。ネプギャーフェイスも今回は封印されている。
V2と違い、名実ともに主人公している。

姉のようにシリアスを破壊しなければ気が済まない性格ではないため、真っ当にシリアスしてくれる。これはこれで安心感がある。
メインシナリオ、サブシナリオともに真っ直ぐな性格が貫かれており、あまりにも女神。

今回は新キャラ、マホとの絡みが特に目立った。

ユニ

正妻。
候補生がメインの本作だが、やはり中心はネプギアと新キャラのマホであり、ユニ自体はそこまで目立たなかった。
姉との関係がまだギクシャクしており、ラステイション編はこの流れ何度繰り返すねんとツッコミを入れながら見ることに。
姉妹揃って不器用すぎる。

ロム&ラム

本作は候補生メインのため、それなりに出番は多い。
特にロムがマホの言葉遣いに釣られてギャル語を使うようになったところが可愛い。

ネプテューヌ

ちゃんとシリアスをやるためには邪魔だったのか、最序盤に退場。その後、終盤まで加入しない。
加入後も妹に出番を譲るシーンが目立ち、シリアスブレイカーとしての能力は大部分封印されている。3

ノワール

緊急事態であったとは言え、妹を気遣えない余裕のなさはいつものノワール。
ネプテューヌ大好きっぷりが伺えるセリフが多く、ベールに冷やかされたりする。
ネプテューヌのボケにしっかりツッコミを入れてあげるのも彼女の役目になっている。

ブラン

妹たちを溺愛しているシーンが印象に残る。
ジャンプしたときに「ヤッフゥ」と言ってくれる。

ベール

バズール現象による外出自粛を一番エンジョイしている女神。
こもりるというめちゃくちゃ優秀な妹ができ、超幸せそう。4

ブランの同人活動を応援しにいくサブイベがあり、良い。

ひぐらしのなく頃に

本作のゲストキャラ。ぴーしー大陸出身で、疑心暗鬼は大陸崩壊の際に負った心の傷が原因とされている。
見た目が完全に竜宮レナ。かぁいいものをお持ち帰りしようとするところやCVもそのまま。
衣装は竜騎士07の元ネタであるFF5の竜騎士レナだろう。
武器は鉈の他、バットもある。それ圭一くんの武器ですよね!?

がんばり物語や、嘘だッ!等、ネタをしっかり拾っており、ひぐらしを知っていると楽しい。狂気の表情がかなり原作リスペクトで良い。

メインシナリオ上でパーティに加入することはなく、2周目開始時にしれっとパーティインする。

CV中原麻衣。このお顔でこのお声なので、もう完全にレナ。

上海アリス

本作のゲストキャラ。ひぐらし同様にぴーしー大陸出身。
見た目は霊夢と一部魔理沙の衣装をあわせている感じ。だいぶ霊夢寄りの見た目。
メインシナリオ上ではひぐらしほど目立たず、東方ネタもサブイベントでちらっと出てくるくらいであった。5

パーティ加入条件はひぐらし同様、2周目の開始。

武器のタクトやエグゼドライブの多重音結界は、上海アリス幻樂団のゲーム作品6が楽曲発表のための作品という一面を持っていたことに由来するのだろう。

CVながえゆあ。忍ネプでファントマキアや一部雑魚モンスターの声を担当しているらしい。

重要キャラクター

マホ

本作の最重要キャラクター。最初こそ、グレイシスターと別人として登場するが、同一人物であることが終盤に明かされる。
名前の由来はスマホからだろうか。グレイシスターのほうは灰色の女神という呼び名もあるが、Mk2のOPテーマ「きりひらけ!グレイシー☆スター」ともかけているかもしれない。

彼女の扱いについてはかなり複雑であるため、シナリオをちゃんと読んでいないと混乱してしまうだろう。

まず、冒頭でネプギアたちをカプセルに閉じ込めて眠らせたグレイシスターは、その後ネプギアたちとともに行動することになる、記憶喪失のマホ7である。
序盤でロムラムの持ち帰ったディスクを捨ててしまうマホは、ネプギアたちの時間軸におけるぴーしー大陸の女神候補生マホ8である。
その後ネプギアたちの前に立ちはだかるグレイシスターは、未来の世界から来たマホ9 10である。
都合、本編でのネプギアたちの時間軸においてマホは3人存在することになる。

マホCはマジェコンヌに乗っ取られ、マホAを時空の裂け目に放り込む。マホAは一万二千年前にタイムスリップし、長い時間をかけて打倒マジェコンヌのための準備を整え、ネプギアを眠らせ、タイムスリップしてきたマジェコンヌをゲハバーンの欠片11で消滅させる。
力を使い果たしたマホAはその場で倒れ、記憶を失ってマホBとなる。

ロムにギャル語を伝染させた張本人。明るく振る舞っているが、マホA曰く、キャラを作っているとのこと。
マホAの言葉遣いが未来のネプギアを真似ているというのもまた熱い。

バッドエンドルートでの病みっぷりもまた良い。

CV鈴代紗弓。ライザ2のカサンドラの人。

アンリ

ぴーしー大陸出身のエンジニア。お調子者のマホのお目付け役。名前の元ネタはUnreal Engine。12
ぴーしー大陸崩壊の原因がグレイシスターであることを知っており、崩壊に巻き込まれ死亡した父母の仇として激しく憎悪している。
グレイシスターの正体を知ったときの葛藤が愉悦勢のおやつ。

マホ共々、戦闘用のモデルが存在するにも関わらずパーティインしない。マホはシナリオ上仕方がないとは言え、アンリちゃんは加入してくれても良かったのでは……!

サブイベントにおけるリンゴ嫌いの元ネタは、Unreal Engine提供元のEpic GamesがAppleのApp Storeガイドラインに異を唱えたことによる騒動だろう。
ギャラリーでは、青いリンゴをかじっているアンリちゃんのLive2D13が見られる。

CV大下菜摘。忍ネプでデュプレックスの声を担当しているらしい。

シーリィ

グレイシスターとともに現れた機械人形。
その正体は未来のネプギアが作り出したNギアver16 Re:AdditionalEdition。名前の由来はAppleのデバイスに搭載されている人工知能Siriだろう。

未来から過去へ跳躍するための演算能力を備えた超高性能AIを搭載しており、グレイシスターとともに未来からタイムスリップしてきた。
その後、ともに一万二千年前まで跳躍した彼女の存在がトゥルーエンドルートでは最も重要な鍵となる。
このあたりの展開の見せ方が本作において最も熱く、実に良かった。

CV春野杏。まちカドまぞくの筋肉注射くらい痛い光の玉役の人。

マジェコンヌ

いつものおばさん……ではなく、Re;birth2で滅ぼされたはずの犯罪神が蘇った姿。
ナス農家やってる神次元のマジェコンヌとは当然別人。

今作ではネプテューヌのボケをパーフェクトにスルーする煽り耐性を得て、マザコング呼びにも全く反応しなくなってしまった。
ガチでゲイムギョウ界を滅ぼしにかかっており、シリーズ史上最もシリアスなボスと言える。
女神たちに嫌がらせして楽しむところは小学生男子感あるのだが、おちゃめな部分はそれくらい。
姿や声を自在に操り、化けてスパイとして潜り込んで撹乱してきたり、念のためでネプギアたちの希望をしっかり断ってくる上、賭けにも強い。

いつものネプテューヌ感が薄れているのはこいつがスルー能力を身に付けてしまったからではあるが、しっかり悪役やってくれているのでシナリオに緊張感が生まれたとも言える。
タイムスリップの賭けに勝った後のマホとの対峙が熱いのも、きっちり悪役を通してくれたからこそである。

魔女形態と犯罪神形態の両方が登場する。

サブキャラクター

イストワール

いつものプラネテューヌ教祖。
プラネテューヌの置かれた状況が状況のためか、年寄りくさいことを言うシーンが目立ち、マホにもそれを指摘されている。

今作では3日かかる系のネタはお休み。

アイエフ&コンパ

アイエフは諜報部としてそこそこ出番あり。ふたりともマジェコンヌから重要人物扱いされているのか、スパイとして潜り込む際の姿に使われている。
コンパはマジェコンヌに乗っ取られたシーン以外には目立つところがなく、出番少なめの印象だった。

アイエフは見聞者として非常に優秀なので、そちらで目立っていた。

寂しいが、ふたりともパーティインはない。

家守こもり

リーンボックスで活動しているVtuber。
その正体はAIであり、人間を学習する目的で人間に近づこうと、庇護欲を掻き立てる妹系Vtuberを始めたところ、リーンボックスで大ウケ。
妹を欲しがる女神にも推される大成功っぷりである。

人間を学習しようとしていたのは、機械兵に学習データをコピーして人間を効率よく処理するため。
リーンボックス編では、その辺りの目的を取り除いてベールに保護される形となり、ベールお姉ちゃんの補佐役として働くことになった。あの、ところで、優秀な教祖は……。

トゥルーエンドルートでは、彼女は生まれることすらなくなってしまったと思われる。悲しい。

ビジュアルはシルエットでしかなく、ちょっと寂しい。

CV吉住絵里加。

見聞者/みんつぶ

見聞者としてディスク開発に参加してくれたり、みんつぶでつぶやいてくれるミニキャラが今回も存在する。
見聞者には、兄や弟、らん豚、キリオ、天宮リントといったいつもの面々が揃っている。
みんつぶにはイストワール以外の各国の教祖や、ゴールドサァドがつぶやいていてくれて嬉しい。

未登場

設定上、見聞者やみんつぶにも未登場のキャラクターが存在する。
ぷるるんピーシェといった神次元組や、うずめ大ネプが該当する。

なお、うずめに関してはショッピングストアにメガホンが展示されていたりはする。

システム

シンボルアタック

シンボルに気づかれずに攻撃を当てると先制で行動できるというよくあるシステム。
しかしながら、シンボルアタックの当たり判定がかなり狭く、シンボルに気づかれていると有効でなかったり、後ろを向いていたと思ったら一瞬で振り向いてくることも少なくない。
最終的には飛び道具で近づかれる前に滅することで戦闘が終わるので、かなり空気なシステムであった。

もう少し判定をゆるくして、APボーナスなどで狙う意味を持たせてくれても良かったのではと思う。

もっさりテイルズ

戦闘は過去作のようにターン制ではなくなり、リアルタイム性に。フリーラン可能なテイルズシリーズの戦闘に近くなった。
戦闘参加メンバーは3人。
PS5でありながらfpsが高くなく、コンボやキャンセルの挙動の硬さもあってかなりもっさりした印象を受ける。

チェインをつなぐシステムは良いと思うが、スピード感や爽快感はあまりなかった。
コンボやチェインをつなぐことを意識するあまり、プレイヤーとしてガードをする選択が抜けがちで、ジャストガードでAP回復のディスクを装備していてさえ、1しか回復しないのでガードする旨味が感じられなかった。
ボス戦時の会話を途切れさせないためにガードして待つくらいだろうか。

手放しに良いとは言えないものの、新しいシステムへの挑戦は歓迎したい。これでV2くらいヌルヌル動いてくれたらもっと高評価であったと思う。

近接には辛い

ステップキャンセルがあっても、コンボ行動中の硬直が消えるわけではないため、そのすきに殴られてコンボが止められてしまう。
長距離攻撃を主体に戦うのであれば問題ないが、近接主体だと殴れるタイミングがシビアで、すぐに止められてなかなか殴れない。

妹たちは基本的に飛び道具を持っているのでそれを使えば良いのだが、どうせならディスク効果でアーマーをつけたりして、近接の選択肢をもう少し増やしてあげても良かったのではと思う。

女神化の利点なし

女神化ゲージがエグゼドライブゲージと共有であり、1回の女神化に使うゲージ量でエグゼドライブを2回打てる。
エグゼドライブはかなりの高威力になっており、これなら女神化せずにエグゼドライブブッパしてたほうが楽である。

デフォルトの操作方法ではエグゼドライブが非常に出しにくいため、キーコンフィグで○ボタンなどに変更しておくと良い。

広いマップとダッシュ

特にプラネテューヌが広く、それに対してプレイヤーが歩くインセンティブの密度が低い。
シリーズファンにとっては歩くだけで楽しい側面もあるが、これだけ広くするのであれば、もっとあちこちに宝箱なり何なりを置いといてほしかったとも思う。

また、ダッシュの仕様が一定時間前進し続けるとダッシュモードに移行するというもので、一度立ち止まるとリセットされてしまう。
拡大マップを開く際も、うまくやらないとダッシュがリセットされてしまうため、道に迷いがちなダンジョン探索ではなかなかにストレスがあった。

戦闘メンバーがついてきてくれるのだが、走る速度にかなりムラがある。
しばしばプレイヤーを追い越して突き進み、そのたびに「追い抜いちゃってごめん」だの何だのとセリフを言ってくれる。
もう少し頻度を抑えてくれたり、ネガティブさの薄い内容ならまだ良かったのだが、このあたりは人によってはうるさく感じることもあろう。

見聞者

みんつぶでの依頼を達成すると、ディスク開発のために見聞者が加入する。
戦闘で得られるコインを使ってディスク開発を行い、ディスクを装備することで効果が得られる。

クリティカル補正+が確定でつくアイエフが優秀。他にも、各種コンボの最速キャンセルを揃えておけば、後は自由枠。

ディスク開発はリアル時間を基準に行われるが、数分~数十分程度で終わる。
必要になってから行うのではなく、コインが溜まり次第行っておくと、やりこみも楽になる。

やりこみ

トロフィーコンプリート

ノーマルエンド、トゥルーエンド到達は条件さえわかっていれば問題ない。

Sランク昇格

闘技場でSランクに昇格する。
昇格さえすれば良く、S4以降をクリアする必要はない。
本作はレベルが上がりやすいため、きっちりレベルを上げて装備を整えてしまえば特に苦労しないだろう。

不敗神話のNだ!

ネプトラルタワー最上階のボスを撃破。
ネプトラルタワーは本作のエンドコンテンツとなっており、ボスも近接で挑むとそこそこ強い。
飛び道具で蜂の巣にすれば難しくない。

道中が長いので、レベリングや撃破数稼ぎ、装備集めを兼ねてじっくり攻略すると良い。

AAA級ゲームクリエイター/B級ゲームクリエイター/スーパークリエイター/大物プロデューサー

ディスク開発系。
AAA級は開発資金の追加を行う、B級は行わない場合に開発でき、それぞれ10本開発でトロフィー獲得。
開発資金追加を行う行わないの選択は開発開始時にランダムで発生するイベントによって決まるため、序盤から意識してやっておかないと沼る。

スーパークリエイターは累計100タイトル、大物プロデューサーはディスクコイン消費を10万のため、これは繰り返し開発していれば特に苦労せず達成可能。

クソ雑魚パンチやめてください

スライヌを含む編成に敗北する必要がある。
ニューゲーム開始からしばらく進めないと機会が訪れないため、1周目の開始後、機会が訪れたらすぐにやってしまうのが良い。
終盤になった場合、全滅後にHP1になった状態で装備を外して挑めば楽に達成できそうではある。

トロフィー名の元ネタはググった限りにおいては、委員長だろうか。

コンボマスター/鋼鉄の絆

300コンボ、30チェイン。
闘技場にサンドバッグを用意できるので、そこでやると良い。

裏返りの兆し

毒ダメージでHP1になる。
マジェコンヌ等のボスが毒を使ってきたはずなので、これを利用すると良いだろう。

トロフィー名の元ネタは刃牙と思われる。

紫の死神

敵を10000体撃破する。本作の最難関トロフィー。
ゲームを2周し、ネプトラルタワーを攻略した程度では、せいぜい2000体程度しか倒さないので、そこから延々と敵を倒し続ける必要がある。

最も効率よく敵を倒し続ける手段は、闘技場F3。
1周で15体現れ、1周に約75秒かかる。ここから8000体撃破にかかる時間を計算すると、約12時間である。
ユニやロムなどの飛び道具持ちでひたすら雑魚を狩り続ける虚無作業となり、ながらで動画や生放送を見たりでなければ発狂してしまう。

せめて、必要撃破数がこの半分であったらまだ良かったのだが……。

シールド展開!/カミナリステップ

300回ガード、ステップする。
ガードは敵の攻撃をガードで受け止めるごとにカウントされる。
そのため、多段ヒット攻撃をガードするのが最も効率が良い。

ステップは意識して使わないとしんどい。

買い物上手/やりくり上手

アイテムの購入/売却をそれぞれ1000回。
お金が十分に溜まっていれば、最も安い回復アイテムを50個買って売ってを繰り返すだけで達成可能。

おおがねもち

1000万クレジット所持。ネプトラルタワー攻略したりしていれば特に問題なく到達するはず。
上層で手に入る最終装備を売却しても良い。

依頼コンプリート

みんつぶ依頼は30件達成するだけでトロフィーが獲得できる。
残りは達成の必要がない。

特に討伐系の依頼は時期によっては敵出現数が少なすぎて苦行のため、無視してしまっても良いだろう。
セルベーダー討伐はシナリオを進めてしまうと出現数がガクッと落ちるため、地獄を見る。

図鑑コンプリート

敵キャラの図鑑は、時期限定の相手がいるためにそれぞれの時期でしっかりと戦闘していなければならない。
トロフィーの取得には寄与しないため、筆者はかなりスルーしてしまった。

ギャラリーコンプリート

イベント回想が完備されており、chapter2のみんつぶ依頼状況による分岐などが見落としやすい。
また、本作はバッドエンドルートへ入る条件がまだ明らかでなく、かなり複雑と見られている14ため、そこだけ回収が面倒。

総評

どうせいつものネプだろうとたかをくくって蓋を開けてみれば、ガッツリシリアスシナリオで、しかもかなり熱い展開であった。
システム面はいつもどおり粗の目立つつくりであったが、なんだかんだこれも楽しんだ。

Re;birth2やV2のシナリオが刺さった人、ネプギア好きには迷わずにオススメできる。15
百合としても、マホからネプギアへの感情がデカくて非常においしかった。


  1. DRIVE AWAYについては闘技場昇格戦のみで、戦闘時間の短さからじっくり聞く機会がなく寂しかったが。
  2. 悪名高い香川県の60分条例や、マリカー訴訟、PS5品薄など、V2以降に起きた大きめの時事ネタがピックアップされている。
  3. マザコングがノッてくれないせいでもある。
  4. ただし、トゥルーエンドルートではこれもなかったことにされてしまうのだが。
  5. レミリアと思しき吸血鬼に言及したり、ネプ子が幻想入りしたりしている。
  6. 東方Project。
  7. 以下、マホB。
  8. 以下、マホC。
  9. 以下、マホA。
  10. 言ってしまえば英霊エミヤ。
  11. 未来でネプギアに託されたもの。
  12. ただし、本作に使用されたゲームエンジンはUnityである。
  13. おそらく本編未使用。
  14. chapter11クリア時点での女神のシェアが30%未満?35%では到達できなかった。
  15. ギアユニ推しにはちょっと物足りないかもしれない。