とら婚を使って結婚した話

目次

  1. なぜ婚活しようと思ったか
  2. なぜとら婚を選んだか
    1. とら婚って燃えてたんじゃないの?
  3. 婚活の話
    1. 手札を握っておく
    2. 婚活におけるうららとG
    3. 興味の範囲を広げる
    4. 申し込み・申し受け
  4. お金どのくらいかかったか
  5. 実際とら婚は良かったか
    1. どういう人にオススメか
      1. 結婚への道筋がよくわからない人
      2. オタクを自認している人
      3. 活動の期間を設定し、ダメなら一人で生きていく覚悟がある人
      4. 首都圏にアクセスしやすい人
      5. 目的のためにリソースをつぎ込むことに躊躇しない人
  6. 結婚してどうよ

タイトル通りです。1男性オタクがとら婚を使って結婚した話を書きます。

なぜ婚活しようと思ったか

従兄弟に子どもができて幸せそうな姿を見て、なんとなく抱えていた結婚したい願望が大きくなっていました。
親の介護もあるしな、と諦めていたところ、突然それがなくなり、婚活しない理由がなくなってしまったというのが、婚活を始めた理由です。

あとは、ネガティブな方面から言うと、 x歳を過ぎて未婚の男性は狂う説 でしょうか。
実際にこの説を信じているわけではない1んですが、このまま独り身で結婚に対するアクションを起こさないままいたら、そのうち狂うだろうなという予感がありました。
種の保存の本能による繁殖欲がある年齢を過ぎた頃から強くなっているのは自覚しており、これを満たさないまでも、満たせる可能性をノーアクションで見過ごすべきではない、と直感していました。

なぜとら婚を選んだか

婚活には様々な手段があり、現在主流になっているのはマッチングアプリや結婚相談所を活用したものです。
マッチングアプリはどういうルートで婚活を進めていくかの段取りがしっかり見えている人向け、結婚相談所は右も左もわからないのでコンサルタントにサポートしてほしい人向けだと言われています。
更に、マッチングアプリは金銭的コストをかけずに始められる他、諸々の証明が不要2で、その分だけ利用者の質に大きなばらつきがあります。

婚活するにしても、1年やってダメなら向いてなかったということにしてきっぱり諦め、楽しく一人で生きていこうと思っていたので、短期間で結果を出しやすい結婚相談所を選択。

相談所も様々で、年齢や収入といったスペック面で戦いやすい場所を選ぶのも重要だとか。
費用がどのくらいかかるか、成婚者の声で自分と近い属性の人がうまくいっている様子を知れるか、といった要素を総合して判断し、とら婚を選択しました。
他にもオタク向けの結婚相談所はいくつかありますが、最もプロモーションがうまいと感じたのはとら婚でした。

とら婚って燃えてたんじゃないの?

これが燃えてるのは、筆者としても当時観測していました。
観測はしてたんですけど、「これが燃えちゃうのはあんまりじゃないか?」と思ってました。

実際、趣味一辺倒で他の話題が振れなかったり、他の話題を拾えないとなると序盤で詰みます。

婚活の話

男性オタクの視点で書きます。なので、女性にとってはもしかしたらあんまり参考にならないかも。
遊戯王の知識も多少あったほうが読みやすいと思います。

手札を握っておく

婚活の流れはかなりシステム化されています。
まずホテルのラウンジ等でお茶をしながら1時間ほど話すお見合いをします。
ここで気が合えば仮交際へ進み、仮交際でデートしながらお互いをよりよく知って、合意したら結婚を前提とした真剣交際フェーズに進みます。

まず1時間話して、そこで気が合う相手かどうかを見極めるフェーズがあるわけです。
ここで話題の手札を握っていないと、先に進むのが厳しいんですね。
この手札を握ることを、 自分に付加価値を持たせる ととら婚は表現しています。
うららとGを握っておく。切るタイミングはちゃんと見極めないといけないけど、まずは握っておくんです。3

インフェルニティ使いはどうすれば良いか聞かれるかもしれませんが、よほど自信があるのでない限りまずそのデッキをしまってください。
話題を適切に墓地において、然るべきタイミングでサルベージするプレイングスキル4があれば別ですが、筆者のような素人が扱えるものでは到底ありません。

初心者はまずうららとGを握って、切るタイミングを覚えながら戦っていくしかありません。

婚活におけるうららとG

これについては様々な意見があるかと思います。
筆者は料理がこの枠に該当すると思って、自炊にある程度リソースを割きました。
カフェ等の外食や旅行もメタの範囲は広いんですが、時間・金銭的コストが難です。

自炊であれば生活に組み込みやすく、時短の工夫や味とコスパの追求など、オタク気質を活かして試行錯誤しやすいところが良いですね。

必ずしも凝ったものを作る必要はありません。
むしろ、今後の生活で役立つのは、あるもので簡単に作れる料理です。
そして、電気圧力鍋とめんつゆを大いに頼りましょう。
材料切る、めんつゆと水と一緒に鍋に放り込む、ボタン押すだけで一品できます。

筆者はアイリスオーヤマのKPC-MA2をフル活用しました。5
材料放り込んでボタンを押すだけで肉じゃがもカレーも豚汁もやれます。
それ+白米で、一人暮らし男性としては上等な自炊ご飯の出来上がりです。

あとは、フライパンひとつでできる系が良いですね。
惣菜のとんかつを買って、玉ねぎと一緒にめんつゆで煮込んで卵で閉じたらカツ丼ですし、とんかつを鶏肉に変えたら親子丼ができます。ウインナーに変えるのもアリです。

特にカレーは量作ってラップかけて保存しておけば、3日くらい夕飯作らなくて済むので重宝しました。

後は、おやつにフレンチトースト焼いて食べるとか。
つまみながらゲームするのは至福の時間でした。何より、自分でその時間を演出できている感が気持ちいいです。

料理に話題が逸れましたが、こんな具合に汎用性の高いメタカードを握っておくことが重要になります。
オタク趣味であっても同様で、年代で多少ラインナップは変わってくると思いますが、今で言えばちいかわ、鬼滅の刃、ポケモン辺りは多少抑えておくと対応できる局面が広がると思います。

興味の範囲を広げる

ここまでメタを意識して仮交際にこぎつけたら、今度はデートでいろんな場所にいくフェーズになります。
序盤は一緒に食事しに行って話す、お見合いの延長みたいな形になりやすいですが、徐々にいろんなところへ足を伸ばしていくことになります。

趣味の領域に限らず、いろんなものを楽しめる感性があると非常に有利です。

申し込み・申し受け

最初にお見合いをする際には、専用の検索システムで登録者の異性を探し、お見合いを申し込んだり、相手から申し受けたりします。6
申し受けしたら、相手のプロフィールを確認して、条件に合いそうだったらOKの返事を出し、お見合いスケジュールを調整します。

プロフィールを登録するために写真を用意する必要がありますが、この撮影スタジオもとら婚が斡旋してくれます。
そこそこお金はかかりますが7、きれいな写真があるとないとではこの申し込みの成功率が全く変わってきます。

申し受けが活動期間8通して平均しても、1日2件以上来ていた経験からすると、全ての申し受けのプロフィールを細かく確認する余裕は全くなく、写真の印象が良くない時点でNGの返事をせざるを得ませんでした。

そして、この時点でかなり過酷な競争になるので、申し込みをした相手から返事がないケースは全く珍しくありません。

お金どのくらいかかったか

入会費18万、月会費2万x2ヶ月、成婚料22万、写真代2万で、46万かかっています。
ここに、お見合いのお茶代3000円x回数分、デートでかかるお金が乗っかり、結婚するとなったら更に婚約指輪、結婚指輪、新居や家具等が乗ってくるので、トータルだと結構な額がかかっています。

筆者は幸いにして、そこまでお金を使わない生活をしていた9ので、資金的には余裕がありました。
とは言え、月2万の会費がもっとかかっていたら、だんだんと心の余裕が削られていくんだろうなあという予感もありました。
そのため1年やってダメならきっぱり諦めようと思っていたのですが、実際は活動から4ヶ月で結婚までこぎつけています。すごいスピード感でした。
お見合いフェーズは毎週末人と会いに出かけて、仮交際フェーズでも2週間に1回くらいのペースでデートはしてたので、久々に週末が忙しい時期でした。
コンサルタントと話して、このくらいの時期を目標にしましょう、と言ってくれた時期ピッタリで終わったので、とても良い方に担当していただけたと思っています。村上さんありがとう。

お金を使わない生活をしていたというのは服装についてもそうだったので、その辺りは追加でコストを支払うことになりました。
ヨレヨレの寝間着でリモートワークして、ラフな格好で買い物に出かける以上のことはしない生活だったんですよね。こういうところはある種ハンデのひとつだったと思います。

お見合いのお茶代は男性が支払う、というのは古臭く思えるかもしれませんが、緩めとは言えルールなので従いました。
ホテルのラウンジが多いので、お高くなりがちです。
女性側も、半分払おうとしてくれることが多かったように思います。
財布の痛みに耐えながらも「まあまあ、そういうルールだから今回は奢らせてよ」と言って見栄を張れるのが理想なのかもしれませんが、その場その場で判断できるので、あんまり厳格なルールじゃなさそうだという印象を受けました。

ちなみに、とら婚は利用者からの紹介を受けると入会費が大きく割り引かれる仕組みがあります。
活動を始めようとしている人は、周りに利用者がいないか確認してみると良いと思います。

実際とら婚は良かったか

筆者にとっては、間違いなく良かった選択肢ですね。
オタクであることを隠さなくて良いのはここだけの話ではないかもしれませんが、コンサルタントが良かったし、必要な助言もいただけたし、良いところは褒めてくれるので自信ももらえました。ありがとう村上さん。

どういう人にオススメか

  • 目的(結婚願望)がはっきりとある人
  • 相手に求めすぎない人
  • 相手に求めるものがはっきりしている人

ここまでは、結婚をオススメする人の特徴ですね。

  • 結婚への道筋がよくわからない人
  • オタクを自認している人
  • 活動の期間を設定し、ダメなら一人で生きていく覚悟がある人
  • 首都圏にアクセスしやすい人
  • 目的のためにリソースをつぎ込むことに躊躇しない人

このあたりの人に、とら婚はオススメできると思います。

結婚への道筋がよくわからない人

筆者もこれでした。
結婚したいけど、どういうルートをたどれば良いんだろう、というざっくりした方向性すらわからない。右も左もわからないという状態の筆者にとって、結婚相談所というシステムは非常にありがたいものでした。
各フェーズで実際に異性とお話したりといった内容は頑張る他ないのですが、それもコンサルタントと相談してどういう方針を取れば良いのかはある程度示してもらえます。

オタクを自認している人

オタク向けというだけあり、その手の話を隠さずに済むこと、そして検索システムでとら婚同士ならとら婚所属が明らかになるため、オタク趣味に寛容な人とマッチングしやすいことも良い点だと思います。

活動の期間を設定し、ダメなら一人で生きていく覚悟がある人

超高級な、とまでは行きませんが、結婚相談所の平均の中ではとら婚はやや費用が高い方だと思います。
入会したは良いけど忙しくて活動できない、みたいな期間はお金をドブに捨てているのと同じなので、この期間活動して、ダメだったらそれ以上はコストは払わない、というような決めを自分の中で作っておくことを推奨します。

首都圏にアクセスしやすい人

かなり残酷な格差ですが、一都三県10に住んでいる人、首都圏までアクセスしやすい人は非常に有利です。
というのも、オンラインお見合いも仕組みとしては存在するんですが、相手がその機材を持っていないといけないのと、やはり最後は会って話す必要がある、というところが大きいです。
全国の方から申し受けはありましたが、結局のところ結婚相談所の婚活は、お見合いフェーズから会って話してダメなら次、を繰り返すシステムなので、その試行回数を稼ぎやすい首都圏住みが最強のカードです。

実家が東京にある、とかはもうそれだけで格段に有利です。
尚、一人暮らしは別に必須ではありません。自立して生活するスキルがあればよく、実家でお金をためながら家事スキルなどを磨いておくのは、悪い選択肢ではありません。
ただし、結婚すると新居の家探し等、実家暮らしを続けていると経験できない事柄が待っているので、一人暮らし経験はひとつの良いカードになります。

目的のためにリソースをつぎ込むことに躊躇しない人

例えば、自分に清潔感が足りない場合に、しっかりリソース11を注いで改善できることが重要です。
結婚したら当然、家族のためにリソースをつぎ込むことになるので、その資質があるかどうか、という話でもあります。

結婚してどうよ

最高です。

気楽な一人暮らしの生活を失った一方で、得た新しい生活が楽しいこと。
不規則で偏りがちだった生活が整ってきている実感もあります。

婚活は環境によって有利不利が如実に出てしまうので、誰にでもオススメできるわけではないですが、有利カードと結婚願望の両方があるなら、積極的にやってみてほしいです。


  1. そもそも、説によってxが変動していて安定しない上、年を取ったら狂いやすくなるのは男女も未婚既婚も同じ。
  2. 独身証明や学歴証明など。結婚相談所は入会時にこれらの証明を公的書類の提出などによって行う必要がある。
  3. 会話の状況に対応するという意味でメタカードを挙げている。間違っても本物の灰流うららみたいに相手の話を妨害したりしないように。
  4. コミュニケーション能力。
  5. たまたま実家にあったものを拝借して使い続けている。現在はもっと新しいものが出ており、作れる料理の幅も広い。
  6. ここではとら婚以外の会員ともマッチングするが、とら婚会員の場合はそれとわかるような表示が出る。
  7. 2万円弱。
  8. 入会してから真剣交際に入る前の期間。
  9. 旅行も外食もほとんどしなかった。
  10. 東京、神奈川、埼玉、千葉。
  11. 時間やお金。