【ゲーム感想】バレットガールズ ファンタジア
前置き
筆者はシリーズ初プレイであり、1と2の情報はほとんど持っていない。
1のみプレイ動画を少しだけ見たくらい。
本作のメインターゲット層とは違い、百合豚目線で書き記した記事であることにご注意いただきたい。
グラフィックス
キャラモデルの可愛さ&エロさ全振り。
モデリングだけで見ればアトリエシリーズと同等か、あるいは好みによってはそれ以上に可愛く見える。
TPSモードの背景はやや殺風景な景色や廃墟が主で、開発リソースの割り振りがしっかり出ている感じがする。
衣装や下着に対するこだわりが尋常でなく、ダメージを受けると部位ごとに衣装が破ける。
下着の種類もかなり多く、作中では「おブラ」「おパンツ」などと丁寧に呼んで、神格化し崇めているとさえ言える。
諸々のカメラアングルもまさに紳士向けであり、本作が可愛い女の子を眺めるためのゲームであり、TPSパートはおまけとすら言われるのも頷ける。
衣装の破け差分に尋常でないこだわりを見せている代償か、衣装の種類自体はさほど多くない。
各キャラのデフォルト衣装+色違いに加え、スク水、メイド服、ホルターネックセーター、体操服の4種類(+DLC数種類)。
衣装の種類が増えてくれれば、着せ替えゲーとしても非常に優秀なのだが、それは流石に贅沢か。
玲美玲美の言うように巫女服が見てみたかったのだが……!
衣装が全部破けても乙女の最後の砦(謎の煙や光)でしっかりカバーされるので、本作は健全ゲーである。良いね?
なお、本作の大きな病的要素として存在する尋問モードは、よくこれを全年齢1で出せたなというレベルでヤバい。
諸々の揺れ方はもちろん、涙やよだれの描写が言ってしまえば下品で、好きな紳士にはたまらないだろうがそうでなければ地獄という、完全に人を選ぶゲームになっている。
キャラクターイラストは前作までのものと違い、かなりギャルゲ風に洗練された絵柄になっているようだ。
筆者の好みにはガン刺さりしている。
サウンド
良くも悪くも普通。銃器周りの音はEDFを知っているとかなり軽く、デフォルメされた音のように感じる。
とは言え、絵柄に合っていない音というわけではないので、これはこれで良いのだろう。
OPは彩とシルヴィアのCVが歌うPiercing Bullet。
90年代か、あるいは00年代のアニソンを思わせる感じで、今からしてみればベタかもしれないが、これはこれで好き。
なお、前作及び前前作のOPも装備によってゲーム中で聴くことができる。
CVは全体的に豪華。豪華でありながら、やけにそれっぽいセリフが多く、これもまた病的である。
システムボイス周りがかなり残念。
声自体は良いのに、カーソルを移動するたびにひたすら喋りまくるので、うるさい。
もう少し再生頻度を落とす工夫がほしかったところ。
シナリオ/キャラクター
どうせ緊張感のない日常モノのようなふわっふわなノリで異世界ライフを堪能するのだろう、とタカをくくっていたが、意外にもメインシナリオはシリアスめに作り込まれている。
今作が初登場となる異世界組にフォーカスを当てつつ、メインシナリオの進行を重視した展開になっていて、続投組の描写はやや少なめだったようにも感じる。
それでもキャラゲーとして掛け合いはところどころ光っていて、シナリオ進行とゆるめの掛け合いの、丁度いいバランスを探っているように見えた。
テキスト面は粗は見えるもののそれなりにまとも。初代がちょっと見ただけでもひどすぎた、とも言えるか。
火乃本彩
シリーズ通しての主人公。
元救護部のスキルを活かした天然人たらし。
コンビを組んでいた優理奈や、本作のもうひとりの主人公であるシルヴィアとは、W尋問モード開始時に専用セリフあり。
CV M・A・O。がっこうぐらし!のリーさん、りりくるRSのたまきちゃん先生の人。
金園優理奈
おとぼけハイスペックガール。
彩と同じく、レンジャー部では二人しかいない一年生組。
料理スキルを持っているのだが、異世界の食材はとりあえず毒見役に(詳細を伝えずに)食べさせてデータを取る腹黒娘。
彩や、本編中で絡みのあったファレンとはW尋問モード開始時に専用セリフあり。
CV内田彩。ビビオペのひまわり、りりくるのアリス、四女神オンラインのブーケちゃんの人。
木住野玲美
ネコ娘……というキャラ付けだったはずが、本作ではメリーナが登場したため、そっちのキャラ付けはやや薄くなった?
語尾が特徴的なハイテンションガール。かわいい。
煽りスキルがあり、特に付き合いの長い月代をからかうシーンが目立つ。
初代の動画を見るに、二人は初等部からコンビを組んでいる仲らしく、百合としてはそこに注目するととてもおいしそう。2
S.O.D.時の表情がめちゃくちゃかわいい。
バズーカ繋がりで陽希と、本編で絡みのあったサリアとはW尋問モード開始時に専用セリフあり。
CV福原香織。らきすたのつかさ、Aちゃんねるのるんの人。
高梨月代
曲者揃いのレンジャー部の中にあって、比較的まともな子。
ツンデレ気味?
寂しがりや設定は本作では深く触れられない。触り魔設定も軽く触れられる程度。
初代での玲美曰く「寂しがりやのお触り魔女」なのだが、そのあたりの掘り下げはもう過去作でやりきったのだろう。
CV三澤紗千香。バンドリのモカちゃんの人。
天峰咲姫
ダウナー系ロリ。サボり魔。
個人的に、キャラモデル変更の煽りを一番食らっている。
半目の表情はデフォルメされた以前のキャラモデルのほうが可愛く見える。
CV洲崎綾。ソフィーのアトリエのモニカ、艦これの第六駆逐隊、青葉、バンドリのまりなさん、りりくるのうざこの人。
玲美もそうだったが、初代に比べ演技の声がやや高め?
キャラデザの彩度に合わせて演技も変えているのかもしれない。
神代海凪
クソ真面目な青髪メガネ。
シナリオは基本的に真面目な話をするため、割と目立つ印象を受けた。
真面目ではあるがまともであるかというとそうとも限らず、ちょっとズレてるところも。
CV上間江望。初代と2のOPを歌っている人。
早乙女陽希
副部長。おそらく、レンジャー部の中で最もまともで落ち着いている。
フワッフワした空気になりがちな部員たちの会話の中にあって、彼女の発言はその空気から外れるでもなく地に足がついているというか、安心感がある。
唯一、エクストラストーリーでは兵器マニアとしてのヤバめな表情が表に出てくる。
CV田野アサミ。
土居内麻衣
謎のくねくねモーション3が特徴的な妖しい部長。色っぽさがかなりデフォルメされており、今の時代から見るとやや古めの表現に見える。
デザインとしてデカリボンが特徴的なのだが、帽子の装備がほぼ必須なシステムの都合上、終盤のTPSパートではこのリボンを見る機会がないのが残念。
リボンを外した姿はオフっぽくて、それはそれで好き。
本人は真面目かつ割とまともな人なので、話の進行を担当することが多く、しかし性格上の掘り下げはあんまりなかった。普段は優しいけど怒ると怖いということくらいか。
CV巽悠衣子。リトバスアニメ1期の西園美魚の人。
シルヴィア・オルタンシア
異世界組。彩とともにもうひとりの主人公。
とにかくテンプレートな姫騎士。尋問のくっ殺モードなど、作り手側のやりたかったことを詰め込んだキャラクターに見える。
父君の行方を追い、そして辛い事実を突きつけられても気丈に振る舞う姿は美しい。
が、基本的に脳筋な節があり、王族として身につけるべき思慮深さに課題を抱えている様子。
彼女に限らず、近接武器を得意とするキャラクターは戦車に向かって突撃して轢かれて即死したり、ヘリが自分の直上を通るときにおもむろに武器を振ってみたりする。悲しい。
CV山崎はるか。このはな綺譚 潮騒の回の田辺さん、アズレンのU-81の人。
サリア・ヴィオレット
異世界組。魔法使い。
おどおど系かと思いきや、毒舌キャラ。煽りキャラの玲美がドン引きするレベル。
姫様とは面識があるらしいことがちらっと語られており、エンディング後も姫様に連れ回されているので、妄想が捗る。
CV西明日香。きんモザのシノの人。
ハルディナ・クリサントゥ
異世界組。エルフ。おそらく全メンバー中身長トップ?
基本的にまともな人のはずなのだが、エルフは精神干渉を受けやすい設定があり、ドラゴンに操られて狂化したり、年齢コンプレックスがあるらしく、年齢の話になるとドラゴンに操られなくても狂化したりする。
17歳教。
作中でDTを殺すセーター4と言われるホルターネックセーターの話の際には見ていて無の心にならざるを得なかった。
CV高木友梨香。
ファレン・シールウィンデ
ダークエルフの妹のほう。優理奈とちょいちょい絡むのと、姉貴姉貴とよく姉になついている様子。
ミッションクリア時の表情がさわかや。
CV立花理香。クライスタのフェレスちゃんの人。
今回は彼女のようなねっとりボイスではなく、もっと落ち着いた演技だった。
メリーナ・イーリス
ケットシー。いわゆる猫耳猫尻尾のある獣人枠。ケモ度は全く高くない。
語尾に「みゃ」がつくため、セリフがいちいちくどくなり、キャラ付けが古く感じてしまう。
パッシブスキルがアイテムドロップ率アップのため、本作最難関トロフィーのためには彼女を延々と使うことになる。
CV山本希望。アズレンのホーネットの人。
ラドリア・シールウィンデ
ダークエルフの姉のほう。かなり終盤に仲間になる。
ストーリーの秘密を知っている人物なので仕方がないのだが、割と彼女に振り回されている感じの流れでややストレスがあった。
S.O.D.がぶっ壊れ性能であるため、難易度が跳ね上がる終盤では彼女にアサルトライフルを持たせて暴れさせると楽らしい。
CV飯田友子。
名前しか出なかった人たち
星川冥香
レンジャー部顧問。たまにレンジャー部の口から名前が出てくる。
また、DLCアイテムの教本5にも名前がついている。
初代の動画を見るに、関西弁のねーちゃん。
雪城瑠水
購買部の人。数える程度の回数でしかないが、レンジャー部の口から名前が登場する。
エルダ学園の皆さん
個人名は出なかったように記憶しているが、2で登場したらしいライバル校エルダ学園の名前がちらっとだけ出てくる。
システム
お色気地球防衛軍
TPSパートは、同D3パブリッシャーから発売されている地球防衛軍シリーズと似たシステムになっている。
あちらよりもより無双寄りの調整になっており、考えて攻略するというよりは装備を整え衣装耐性を上げてショットガンで殴れという感じ。
なので、EDFほど歯ごたえのあるTPSを求めてしまうと物足りなく感じるだろう。
筆者は前評判からあまり期待していなかった6ため、思ったよりもまともに遊べるなという感想を持った。
ツーマンセル
出撃の際にはアタッカー(プレイヤーの操作キャラ)ともうひとり、バディとして相棒を連れて行くことができる。
戦場を駆け回る二人の少女を眺め……られるミッションは思いの外少ないのだが、バディも装備をガッチリ固めてやればなかなかいい働きをしてくれる。
もうちょっと賢くなってくれれば言うことないのだが。7
S.O.D.
いわゆるゲージ必殺技がある。
キャラクターごとに性能が異なり、やはりバランスがあまり取れていない。
範囲攻撃系、設置系、バフ系があるが、基本的に使いやすいのは範囲攻撃系。
優理奈の設置型も悪くはないが、視界妨害の効果がひどい。
姫様のゴーレム召喚は、まともに使えたことがない。
難易度は3段階
Normal, Hard, Ecstasyの3段階。
難易度一段階ごとに敵がめちゃくちゃ固くなるため、基本的にNormalから攻略していくことが推奨される。
Normal全クリア後、レベル40まで上げてから特定ミッションのEcstasyで稼ぎをやるのが最も効率的か。
長いローディング
ミッション開始前や、マップ移動時のローディングが非常に長い。
画面の表示上ローディングになっているのでそう呼んでいるが、SSDにしてもこれが全く改善されないため、I/O以外の何らかの処理を行っているか、あるいは何もせずに待ち時間を設定しているのではないかと思われる。
あるいは、凝りに凝ったモデリングが足を引っ張ってしまっているのかもしれない。
何にせよ、やり込むには周回が前提になるので、このローディング地獄はしんどかった。
尋問
おそらくこのゲームの最もウリとするところが、この尋問モード。
女の子の体をまさぐったりおしゃぶりやきのこをくわえさせたり、練乳をぶちまけたりして喘がせ、スコアを稼ぐ下品極まりないモード。
繰り返しになるが、これを見た瞬間よくPS4で発売できたな、という感想がまず出てくる。
設定上は女の子が女の子を尋問しているのだが、尋問している側は一切画面に映らない。そのため、ここに百合を求めるにはかなりの訓練が必要になる。
ギャラリーとして別キャラを配置したり、二人一度に尋問するW尋問ではお互いの様子を実況してくれるケースもあるのだが、それはそれとして尋問される側の感情の向きがプレイヤー側に寄っているので、やはり百合勢にはややキツい。
逆尋問はプレイヤーが尋問される側に立つという、これもまたなぜPS4で発売できたのか不思議なレベルで病的な代物。
演出が完全にドM向けなのだが、好みから外れている場合は虚無の心でトロフィーだけ狙うことになる。
可愛い子にビンタされたり指でツンツンされて煽られたい、蔑まれたいという願望のお持ちの紳士であれば、一見の価値があるだろう。
武器と衣装、尋問アイテム(と一部マテリアル)はショップで購入
キャラクターレベルやミッションのクリア状況に応じて、武器や衣装がショップに追加される。
ショップではTPSモードで稼いだゴールドを使って武器や衣装を購入できるのだが、逆に言うとそれ以上の使い道が全くない。
トロコンを目指すのであればマテリアルのフルコンプが前提になり、そのために周回を繰り返すとゴールドは自然とカンスト8する。
ミッションクリア時に重複していた下着やマテリアルを自動で売却してゴールドに変えてくれるシステムがあるものの、ゴールドは飽和してしまって全くの無意味。
レベリングやマテリアル集めを補助する用途で何かしらの使い道があればまだ心に優しかったものを。
マテリアル、おブラ、おパンツはミッションで拾う
宝箱の中身や、敵が落とすアイテムとしてこれらを集めることになる。
マテリアルはキャラクターごとにレベルに応じたスロットがあり、そのスロット分だけマテリアルを装備してキャラクターを強化できる。
様々な種類のマテリアルが存在するものの、実際に使うのは背水の陣、経験値増加、全アイテムドロップ率アップ、下着orマテリアルドロップ率アップ、衣装ダメージ減少、攻撃属性追加、装填数アップあたりに固定化されていく。
攻撃力アップ、連射速度アップ、射程距離アップ、集弾性能アップ、爆発範囲拡大など、結局死にマテリアルになってしまうものが多く、しかしそれらもコンプリートしなければトロコンできないという、やりこみ勢にはつらいシステムになっている。
せめて、レベル最大の状態でのスロット数をあと10も増やしてくれたら、遊びが広がったのに。
おブラ、おパンツにはマテリアルが付与されたものがあり、デザインも含めて好みのものを狙おうとすると地獄のドロップマラソンwithメリーナが開始される。
レア5の下着はとにかく出にくく、全アイテムドロップ率アップLv5、衣装ダメージ減少Lv5、経験値増加Lv5の上下をとりあえず揃えるだけでもなかなか大変。
女子力
いわゆるスキルツリーが存在する。全員共通で、最大HPや衣装耐性、属性耐性、特定武器の性能向上などがある。
移動速度やダッシュ速度、回避無敵を一通り取ったら、あとは最大HP、衣装耐性などを上げていくことになる。
ファンタジー勢は特定武器の性能向上が必須なので、それを優先してあげると良い。
得意武器格差
各キャラクターには得意武器があり、武器スロット3つのうち最初の1つはこれに固定される。
彩ならアサルトライフル、優理奈ならショットガン、シルヴィアなら長剣といった感じ。
各々特徴のある武器であり、この類ではそこそこバランスが取れているような気もするのだが、やはりショットガンが強すぎる。かつ、スナイパーライフルや弓矢が不遇。
アサルトライフル
スタンダードな武器。連射速度がEDFのそれに比べてかなり低く、物足りなく感じるかもしれない。
集弾性能がよく、敵の弱点が狙いやすいところは使っていて楽しい。
ショットガン
本作のぶっちぎり最強武器。連射速度こそアサルトライフルに劣るものの、一度に発射される弾数が多く、しかもあまり拡散しないため高難易度の硬い敵をワンショットワンキルしていける。
とりあえずこれを持っておけば安泰。
バズーカ
爆発するので集団に打ち込むと気持ちいい……と思いきや、装弾数が少なく、リロードにかける時間が長くなってしまい、なかなかにストレスがある。
しかも、バズーカだけバディへのフレンドリーファイア判定があり、味方にダメージを与えたり脱がしてしまう。
単発式、多連装式、ロックオン式の3種類が存在するが、得意武器以外で使うのはロックオン式のみ。
ヘリを相手にする場合はロックオン式を一本担いでいくととても便利。というか、これ以外でヘリを落とすのがダルすぎる。
スナイパーライフル
本作最弱候補。無双系アクションに寄せたバランス調整をしているせいで、遠くから狙撃する機会がほとんどなく、スナイパーライフルの長射程を活かせない。
一応、申し訳程度に貫通の力はあるので、並んで突っ込んでくる相手には悪くない。9
ヘリを狙うこともできるにはできるのだが、狙いを定める必要がなく、しかも単発が非常に高火力なロックオン式バズーカがいるので、スナイパーライフルだからこそ、という使い道は存在しないと言っても良い。
月代が得意とする武器だが、後方支援キャラのくせに突っ込んで棒立ちしながらリロードし始めたりする。おバカ。
マシンガン
ショットガンに次ぐ、本作の強武器。
特にこれを得意とする咲姫はバディ適正が非常に高く、彼女に攻撃属性追加と衣装ダメージ減少を盛って放流するだけで、超エイム超連射で敵をバッタバッタとなぎ倒してくれる。
プレイヤーが使うと弾の拡散が気になるので、集弾性能を補助するマテリアルと併用したくなる。
ハンドガン
アサルトライフルよりも装弾数や連射数が少ないものの、弱点の狙いやすさは随一。
麻衣部長の得意武器は専用の二丁拳銃で、手数も多い。
ハンドガンにはオートエイムを切る代わりに火力を1.5倍にする強力な特殊強化マテリアルが存在するため、大群相手にかなり良い性能を発揮するかもしれない。
リボルバー式のハンドガンは貫通能力があり、弱点を狙いやすいこともあって、弾を遮るスライム相手に有効。
長剣
ファンタジー勢の武器。女子力でコンボ数を上げておかないと使い物にならない。
長剣に限らず、ファンタジー勢の武器は基本的に女子力による強化が必須。
火力自体は重火器よりも高めに設定されているのだが、プレイヤーが操作する場合はカメラワークの都合上、かなり使いにくい。
防御アクションやチャージ攻撃も存在するものの、使い所はほとんどない。
一応、チャージ攻撃で飛び道具にはなるのだが、バディはチャージ攻撃を一切使わない。
火力が高く、リロードがないため隙も生じにくいため、バディとしての適正はそれなりにある。
シルヴィアとラドリアが長剣を使うが、S.O.D.が死んでいる姫様はバディとしての適正がある。10
ただし、戦車を相手にすると接近して轢かれて即死する。
ヘリを相手にした場合は剣が届かないため、全くの役立たず。
魔法の杖
敵を多数ロックオンし、魔法弾をぶっ放す。
一気に大勢ロックオンでき、マテリアル集めのM51h周回ではうまく壁を貫通させればかなりの時短になるため重宝する。
火力自体は高くないため、攻撃属性追加を盛って状態異常をばらまくモルボル式にすると活躍できるだろう。
弓矢
スナイパーライフルと並び、本作最弱候補。
一度に発射する本数がそこそこあるため、体の大きな相手には多段ヒットしやすく有効。
だが、一度撃つたびにリロードが発生し、基本的に隙だらけ。
チャージ攻撃で発射本数が増えるようだが、チャージすると目の前に強烈な光が現れ、レティクルが超絶見にくくなってしまい、狙いがつけられない。
バディはやはりチャージ攻撃を使わない上、リロード時間が長く殴られ放題。
双剣
長剣をコンパクトにし、攻撃力を抑えて連続攻撃できるようにしたもの。
銃器に比べて火力が高めであるところも変わらず、バディ適正があるところも変わらない。
魔石/グレネード
手投げ式。射程距離を女子力で強化してしまうと目の前に落とすためにかなり下を向く必要が出てくる。
地面や壁に着弾するまで破裂せず、敵にあたってもすり抜けるため、着弾点をしっかり見極めて投げる必要がある。
逆に言えば敵に遮られないということでもあり、スライムの集団に対しては特に有効。
ただし、バディは着弾点を考慮せずに投げるので、メリーナはバディとしてはほとんど役に立たない。ドロップ率アップのパッシブがあるくらい。
搭乗兵器
副部長がS.O.D.で戦車を召喚でき、それに搭乗して戦うことができる。
ストーリー上度々ヘリが出てくる上、咲姫が操縦できるというようなことをほのめかすのだが、仕様を落としたのかヘリを操縦するモードは存在しない。
戦車は基本的に強いが、基本的にショットガンで間に合ってしまうため、あんまり使い所がない。
おブラおパンツはソートしたり検索したりできない
付与されているマテリアルから逆引きでおブラ、おパンツを探したいと思うのは自然だが、その機能が存在しない。
したがって、良いマテリアルのついた下着を引き当てたら、適当にメモしておく必要がある。
やりこみ
トロフィーコンプ
TPSモードに関わる作り込みに対して、要求される作業量が非常に多い。
お色気目当てに買った紳士たちには特に興味がないものなのだろう、2020/07/09時点でプラチナ取得率は1.3%だった。
全キャラレベル99
全キャラクターのスキルを全て取得するため、全キャラレベル99にする必要がある。
経験値Lv1~5マテリアルと経験値Lv5下着上下を揃えて、ショットガンとロックオンバズーカを担いでM55eが最も早いだろう。
一度の周回で56000程度の経験値が獲得でき、終盤は1レベル65000のため、ローディング含めて1レベル3分程度でゴリゴリ回していける。
DLCに使い切りの経験値倍増チケットが存在するが、1回50円。レベル99までの周回に必要な回数、時間をどれだけ節約したいかによって、購入は検討すべし。
全マテリアル収集
本作最難関トロフィー。攻撃マテリアルは特に種類が無駄に多く、全種集めるためには相当な周回を強いられる。
マテリアルは種類ごとに出るミッションが決まっており、筆者も有志が公開している統計スプレッドシートにはお世話になった。
特に難易度が高い射程距離Lv3~5はM55h、爆発範囲拡大などはM42hなど、出やすい場所を狙って周回しないとやっていられない。
また、全キャラレベル99の後にこれをやるのはしんどすぎるだろうと考え、筆者はレベリングよりも先にこちらを終わらせた。
全武器コンプ
これは特に苦労しないだろう。全キャラクターのレベルを60にすれば専用武器はコンプリートでき、そこまでやっていればショップに並んだ武器は全て購入できるだけのゴールドが貯まっているはずである。
初期バージョンでは専用武器を最後に入手するとトロフィーが獲得できない不具合があったようだが、最新バージョンでは修正済みなので安心してほしい。
全ミッションエクスタシーSランククリア
SSSランクでなくとも良いため、特に難しいことはない。
たまに敵が湧くジェネレータを多少放置しないと高ランクが獲得できないミッションもあるが、注意点はそれくらい。
衣装ダメージ減少100%を積んでしまえば、貫通攻撃以外にダメージを受ける心配はない。
スナイパーオークの多いM33eのみやや注意が必要、というくらい。
各種尋問SSSランク
筆者にとっては苦痛だったため、DLCの猫魔王の手に頼ってサクッと高ランクを取って終わりにした。
下着集め
下着はデザインの種類さえ全種揃えばトロフィーが獲得できるため、トロフィーは自然と獲得できる。
ただ、好みのデザインとマテリアルの揃ったものを狙おうとすると修羅の道になる。
特に、DLCで下着を購入してしまうと、ドロップする下着のデザインの種類が増えてしまうらしい。
やりこみ勢に対してDLCを買い控えさせるような調整はいかがなものだろうか。
総評
筆者は尋問モードに苦痛を感じるタイプの人間であったため、そこに大きな力を入れた本作の魅力を半分くらいしか堪能できなかった。
ただ、TPSモードは粗はあったものの普通に遊べるレベルのものであり、キャラモデルも可愛く、キャラクター同士の掛け合いも少ないながらも良かったので、十分に楽しんだ。
玲美と月代の可能性に気づいたり、他のレンジャー部の面々も魅力的なので、1や2がかなり気になっている。
vitaTVの環境を整えて、1や2に手を出すのもアリかもしれない。
- Cero:D 17才以上対象。
- この情報は本作では明かされなかったのだが、この二人の組み合わせにはなぜか惹かれるものがあった。筆者が慧眼であったというべきか、あるいは啓蒙を上げすぎて見えていただけか。
- 初代からあるモーションを新しいモデルでも再現しているようだ。
- 一時期twitterでこの名称でバズったことがある。この呼名の元祖はもっと露出控えめでオタク受けする服装のことだったはずなのだが……。
- 使い捨ての経験値倍増チケット。
- 前作まではスニーキングミッションがあったり、ステージ構成なども頭を使って攻略するタイプのゲームであったため、シリーズファンからは特に賛否あるようだ。
- 得意武器以外使わないため、武器格差が如実に出てしまう。また、立ち止まってリロードするため、リロード時間はただの的。
- 表示上のカンストであり、内部的にはもっと増えているらしいが、具体的にどこまで増えるかは不明。
- が、もっと軽量で取り回しの良いリボルバーハンドガンが存在する。
- アタッカー適正がないとも言う。